人口2千人の村にポツンとある「Cafe Amazon」が楽しい
アメィゾン熱烈ファンただいま増殖中。
2017.10.11
通販の巨人とは無関係!?
「Cafe Amazon」。
普通に「カフェ・アマゾン」と読んでしまいますが、読み方は「アメィゾン」です。
ギャグではありません。
「カフェ・アメィゾン」はタイで1500店もあるチェーン店なのです。
そしてその国内第一号店があるのが、東京や大阪近郊ではなく、福島県の、それも人口が2千人しかいない双葉郡川内村。
のどかな田園風景が広がる川内村には、カフェ文化らしきものはありません。
スタバやドトールもないし、それどころか、コンビニすら見当たりません。
それなのに、村を貫く国道399号を走っているといきなり都会型のオシャレカフェが出現するわけなので、事情を知らない人もこりゃなんだと思わず車を駐めてしまうわけです。
このカフェ、外観も内装もウッディーで照明なんかもかなりイケてます。
・・・と思ったら、なんとあの隈研吾さんが関わっているとか。日本を代表する建築家・隈研吾さんですよ。ビッグネームで驚きます。
入り口では靴を脱ぐことになっています。このあたりは村っぽい流儀ですね。
まるでログハウスのような雰囲気。広さも十分。あいにく夕方だったのでよくわかりませんでしたがテラス席も素敵。
PCを持っていかなかったことを悔やみました。仕事めちゃくちゃはかどりそう。
コーヒーも美味しい。
そうそう、タイ生まれのお店だったのですね。民芸品なども売られていました。
オリジナルTシャツも数種。
リラックス、落ち着き。Wi-Fi。コーナーごとにパーテーションがあり適度なプライバシーを保ちつつ、それでいていつもの会話や新たなコミュニケーションが生まれそうな感じもあります。
さらにコーヒーも美味しい。フードも美味しい(らしい。次回食べてみます)。
人がカフェに求める要素がぎゅっと詰まっている感じ。
このまま都会に持っていったら絶対に大人気カフェになるのは間違いありませんが、
だけどここは川内村です。
このミスマッチというか特別感に、ぎゅっと心をつかまれます。
「何度でも来たくなる」
そう思うのは私だけでは当然なく、現在、アメィゾンファンが増殖中のようです。
つい先日の福島の地元新聞「福島民友」にも掲載されていました。
私の家から100キロ離れているのでとても通う距離ではないのですが、また行きたいとマジで思っています。
単なるカフェなのに。不思議です。
川内村の「惹きつけ力」
不思議と言えば「川内村」そのものが不思議な求心力を持つ村だと言えます。
かつて詩人・草野心平が心つかまれて永住の地に選んだように、文化の匂いがして、人を惹きつける何かがあるんですよね。
たとえば、民友新聞にも出ていますが、「カフェ・アメィゾン」から歩いてすぐのところに、美味しいお蕎麦屋さんがあります。
ここのお蕎麦はとても美味しいのですが、さらに、非常に珍しい「蕎麦ビール」があります。これを囲炉裏端で飲むのは最高でした。
カフェの後にぜひ行ってみてください。(夜は予約のみ)
カフェアメィゾンのInstagramはこちら。
こちらの記事もどうぞ。
→【キッチンカーツアー】猪苗代湖でクルージング、SUP、アロマ・・・そして湖畔でグランピングディナー
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