#02 グランピングで何作る?達人に聞く簡単でグラマラスなメニューとは

アウトドアで作れるオシャレメニューが知りたい


2017.09.03

ローカルフード

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竹内さん夫婦の快適グランピングライフ

郡山市在住の竹内さんご夫妻

アウトドアライフ10年オーバーの竹内圭、綾恵美(あけみ)さんご夫妻。
「大人のソトメシ倶楽部」というアウトドアダイニングの同好会を主催するお二人のホームベースは、なんと、プライベートキャンプサイト私有地の山の中に、アウトドアキッチンつきの山小屋をお持ちなのです。すごーい。

こちらがそのプライベートキャンプサイト。

山小屋、キッチン、水洗トイレ完備。小屋は敷地内にもうひとつあり、男女に分けて分宿することも可能。

キッチンは広いワークスペースと炭火用の炉が4つ。

山の中にぽっかり出現した秘密基地といった雰囲気のこの場所は、阿武隈高地のほぼ中央、田村市のご実家から車で5分ほどのところにあります。なんと、ここは綾恵美さんのお父様が仕事の合間にすべてDIYで作ったというから驚きです。ショベルカーを手に入れて整地から手がけ、伐採した木で山小屋を建て、川から水をひいてアウトドアキッチン、水洗トイレを作り、芝貼りや植栽に至るまで、みんなに楽しんでもらえるようにと何年もかけてすべて一人で作り上げたものだそうです。
山小屋といってもすべてフラットに整地されているので、テントなども貼りやすそう。。

手前はピザ釜。改良中とのことで今回は稼働せず。

標高470m、大滝根山をのぞむ立地。近くには「あぶくま鍾乳洞」もある。

綾恵美さんは、営業コンサルタントとして全国を飛び回るキャリアウーマン。料理上手で、フランスでホームステイをしながら家庭料理を学んだ経験も。もちろん、アウトドア料理に関しても筋金入りで、クックパッドにレシピを投稿するほど。
ご主人の圭さんは道具選び担当。テントやファニチャーから鍋などの料理道具、小物に至るまでリサーチし、吟味を重ね、時間をかけてキャンプギアを揃えてきました。
今回は、「大人のソトメシ倶楽部」の仲間とグランピングを楽しむお二人を取材。「メニュー編」「道具編」の2回に分けてアウトドア料理のノウハウをお届けします。

「大人のソトメシ倶楽部」竹内さんご夫妻、及川英知(えいち) 、佳代子さんご夫妻。

まずはメニュー編。今回の料理は

①「ミックスパエリア」
②「きのこのアヒージョ」
③「グレープフルーツサラダ」
④「桃と生ハム」
⑤「いちじくとチーズのブルスケッタ」

の五品。
そのほか、炭火エリアではスペアリブと地元産のソーセージのグリル。

・・・超豪華です。

炭火で焼くスペアリブはまた格別。

こんなレストランで食べるようなメニューの数々をアウトドアで作れるなんてすごすぎますが、これにはコツがあるそう。
「メインのパエリアはちょっと手間がかかりますが、その他は材料をまぜたり載せたりするだけの簡単なものなんですよ」と綾恵美さん。
確かに、サラダは混ぜるだけ、アヒージョは火にかけるだけ、ブルスケッタと桃生ハムも載せるだけです。そのわりに見た目がオシャレ

あとは役割分担です。拝見していると、メインシェフは綾恵美さん、ヘルプが佳代子さん、火起こしが圭さん、グリルは英知さんと、役割が分かれていて、抜群のチームワークでどんどん料理ができあがっていきます。

綾恵美さんに、豪華に見えるグランピング料理のコツを伺いました。

ポイント1:メインの食材とご飯ものとのバランスを考えて

「少人数の場合、炭水化物が多いとすぐにお腹いっぱいになってしまいますし、お肉だけでも飽きてしまいます。例えば、パエリアとスペアリブ、秋なら、新米に牛タン、けんちん汁もいいですね。アウトドアで食べるクラムチャウダーも格別ですよ」
「ダッチオーブンを使うなら、丸鶏を焼いてみるのもいいですね。日本の店頭にあるの丸鶏は通常の場合若鶏でサイズが小さめなので、お肉屋さんに前もって丸鶏を取り寄せてもうらうか、通販で手配しておきます。まずは、メイン料理を決めておき、その食材を中心に準備しましょう」

<ミックスパエリア>

今回のメイン料理はミックスパエリア。ムール貝や有頭海老、パプリカなど見栄えのする食材を使いながらひとつの鍋でできるパエリアはグランピング向き。

使用したのはダッチオーブン。蓋を開けた時にはみんなから思わず歓声が。

銘々に取り分け、仕上げはイタリアンパセリで。

<きのこのアヒージョ>

作り方が超簡単で日本酒にもワインにも合うアヒージョもグランピング向きメニュー。オリーブオイルを熱し、ニンニクと鷹の爪、きのこを入れて火にかけるだけ。

器はそのまま火にかけられるチゲ用の鍋を使用。

→アヒージョの作り方はこちらの記事で(動画あり)

ポイント2:野菜や果物の調達は近くの農産物直売所で新鮮なものを

「前菜やサラダでいろどりを加えます目的地までの道の駅や野菜直売所で新鮮な野菜や果物チェックしましょう」

<グレープフルーツサラダ>

単なるグリーンサラダではなく、グレープフルーツ、アボカド、黒オリーブといった食材を加えて彩りを加えると豪華に。

ポイント3:仕上げにこだわりの調味料やオイルを使う

お気に入りの調味料や、香辛料やオイルを少量ずつ何種類も準備すると、一手間で食材の味を引き立てたり、未体験のおいしさを味わうことができます」

<いちじくとチーズのブルスケッタ>

バケットにカッテージチーズとカットしたいちじく、パセリを載せる。仕上げにハチミツを加えるのがポイント。

<桃の生ハムのせ>

オードブルの定番「メロンの生ハムのせ」の桃版。福島産のフレッシュな桃に生ハムを載せ、仕上げにウオールナッツオイル(くるみのオイル)をかける。

 

ポイント4:スイーツにも一工夫

「また、今回は用意しませんでしたが、スイーツを一工夫すれば、特別感がでますよ。アウトドアには蓋があるプリンやムースが向いています。フルーツやハーブを添えれば気分が上がりますよ。スプレー缶の生クリームを使えば簡単にデコレーションもできます」

できあいのプリンやムースにフルーツやミントをのせ、生クリームで仕上げればゴージャスなデザートに。ぜひ、試してみたいですね。

 

後編では、アウトドアがもっと楽しくなる便利グッズを紹介していただきました。

こちらの記事もどうぞ。
→インスタ映えのヒントがいっぱい!一足早く秋のグランピングを満喫!
→猪苗代町に出現した秘密?のグランピングサイトに潜入!

Editorial Team

メディアロケット編集チームです。

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