地中海に浮かぶ「サルデーニャ島」の食文化〜イタリア生産地をめぐる旅③

美しい場所には美味しい食あり。

2019.05.07

海外の食文化

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■ローマから1時間のフライトでサルデーニャ島へ

アブルッツオでの滞在を終え、再びミニヴァンで高速道路を2時間かけてローマへ。

ローマ空港でグループの皆さんに別れを告げ、ひとり国内線に乗って向かった先はサルデーニャの州都カリアリ

イタリア生産地を巡る旅、第二幕の始まりです。

ローマーカリアリ間のフライトは1時間弱。距離的には東京—大阪間ぐらいですね。意外に近いのでびっくりします。リゾートアイランドでもあるので、雰囲気としては沖縄に行く感じでしょうか。

島に近づくと見えてきたのはエメラルドグリーンとコバルトブルーの海岸線。そうです、ここは地中海のど真ん中なのです。

上空から見るカリアリの街並みにもびっくり。まるで中世の絵画のよう。古代にはフェニキア人、ローマ人の支配下にあり、スペイン領だったこともあるなど、様々な時代と文化の痕跡が残る建物群が間近に見えます。ベリッシモ!

今回の訪問は、サルデーニャの食材輸出商社「サルデーニャ・ミア」社に招待していただきました。

昨年、東京で行われたある展示会で知り合った同社代表マルタさんに声をかけていただき、ミア社の公式ブロガーとして商品レビューをさせていただいているのです。

昨年秋にはサルデーニャの食材について、メディアロケットで2回に渡って紹介しています。

乾物だけでこれだけのおつまみができる!イタリア「サルデーニャ島」のスグレモノ食材にびっくり。

ユニークな形としっかり歯ごたえ。マンマの味・サルデーニャの手打ちショートパスタ。

 

空港に迎えにきてくれたマルタさん。さっそく、海に連れて行ってもらいました。

海の見えるカフェにて、私はプロセッコ、マルタさんは運転なのでミントのノンアルカクテル。そこに生ハム、サラミ、チーズ、オリーブの盛り合わせ。その下に敷いてあるのはサルデーニャの名物カリカリパン。

美味しいのですが、え?こんなに??という量。とても食べきれないわけですが、こちらでは「残す」のは失礼ではないらしいのです。だから無理して全部食べなくてもOK。ほんとに美味しいですけど。

そして今回滞在する彼女の家へ。なんと、空港から見た歴史的エリアのど真ん中にありました。

石畳の道沿いのアパートメント。

歴史建造物エリアにあるマルタさんの家のルーフトップ。この風景。最高すぎます。

3ベッドルーム+ルーフトップのアパートメント。ここをベースに生産地や地元食材店を巡ります。

■料理好きにはたまらない!サルデーニャの食材たち

サルデーニャにはどんな食材があるのでしょうか。連れていってもらったのは街の真ん中にある食材店。とにかく品揃えが豊富で、オリーブオイル、バルサミコ、アンチョビ、パスタなどなど、定番のイタリア食材でもたくさんの種類が。料理好きにはたまりません。

左がわにあるののがサルデーニャ名産のカラスミ。チーズ、ハム、サラミ。こちらではサラミをよく食べるらしく種類も豊富。

このコーナーにあるのはすべてサフラン。こちらでも高級品ですが、パスタソースやラビオリに練り込んであったりと、料理にはよくサフランが使われています。

ワインコーナーが気になります。サルデーニャの唯一のDOCG「ヴェルメンティーノ」。価格はおよそ1000円。スペリオーレでも17ユーロ(2100円)程度。

次にスーパーマーケットへ。チーズコーナーはやはり充実しています。ペコリーノ(羊の乳)がほとんどで、島のどの地域産なのかが地図ではっきり示されてます。やはり「地チーズ」が原則なのですね。翌日はマルタさんにチーズ工房に連れて行ってもらうので、期待に胸が高鳴ります。

■ヴェルメンティーノのワインと楽しむシーフード料理

夜はシーフードレストランへ。教会をリノベーションしたヒストリカルな空間。

 

ワインは、サルデーニャ・ミア社が扱う「アントネッラ・コルダ」のヴェルメンティーノ。これは本当に美味しかった。6月には日本でも発売になります。楽しみ。

アブルッツオでも食べた、シーフードのフリット。前回は「アドリア海の魚」でしたが、今回は反対側なので「ティレニア海の魚」。

いわゆる「タコの柔らか煮」。柔らかくて美味しい。それは鮮烈に覚えていますが、味付けは・・・ワインがまわって忘れました(笑)でも地中海のタコ、大好きです。

奥の黄色いのがサフランの皮で作ったラビオリ。餃子みたいに具がたっぷり。上に載っているのはロブスター。贅沢なお料理です。

デザートはお花型のラビオリ。揚げてあって、蜂蜜がかかっています。サルデーニャは蜂蜜も名産品。上品な甘さです。

とにかくアブルッツオもサルデーニャも、ラビオリによく出会うので、なんだかとても気になってきました。

Hitomi Kumasaka (熊坂 仁美)

メディアロケット編集長。自他ともに認める食いしん坊でお酒好き。ラテン系だとよく言われます。

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